フィレンツェ最古の橋、ポンテ・ヴェッキオ。
いろんな事を書き込んでいるフリーマップを頼りにGilliから歩いていると10〜15分ぐらいで到着した。
ポンテ・ヴェッキオは遠くから見ると橋なのだが橋の上を歩いてみると橋という感じがしない。
なぜなら橋の上にいろんなお店が密集しており、特に宝石屋が多く、外からと中では全く違う顔を持っている。そのお店の建物は、どれも古くいい味のでたお店ばかりだ。
この橋は面白い事にフィレンツェの町の作りを表すのに大事な場所だ。
橋を境に南は職人の工房が多い場所、橋より北はお店が中心になってくる。
職人の多い町ならではの作りだ。
私はポンテ・ヴェッキオを渡り町の東南、アルノ川の対岸にある高台のミケランジェロ広場へと向かった。
アルノ川沿いをずっと歩いて行くとしばらくしてミケランジェロ広場の看板が見えてきた。
ミケランジェロ広場はフィレンツェを一望する事のできる場所で、私はその場所からこのフィレンツェという町を写真におさめたかった。
一望できる場所にあるため坂をしばらく登っていかなければならない。
綺麗に舗装されたコンクリートの道路を上へ上へと登って行き広場へ着いた。
そこからの景色は、絵ハガキでみるような景色だった。天気が悪いため曇り空だがフィレンツェの町は一望できた。よく雑誌等で見るフィレンツェの写真はここで撮られた写真がほとんどだろう。
ドゥオーモ、ポンテ・ヴェッキオ、アルノ川等、全て見る事ができる。
この町の良さを表現する事のできる最高の場所だ。
またその広場にはミケランジェロの記念碑と「ダヴィデ像」のコピーが置かれていた。
広場の少し下の展望できる場所で中国人風のカップルがウェディングドレスとタキシードでビデオ撮影をしていた。なんなのかはよくわからなかったがお金持ちの中国人が彼女と結婚式で流すVTRでも作っているのだろう。
広場で景色を楽しんだ後、私は下へと降りて次の場所へと向かう事にした。
サンタ・マリア・ノベェッラ教会だ。
職人のエリアを通り再度町の中心へと戻った。職人のエリアに店はほとんどなくどこもシャッターが閉まっている。中央付近とは違いあまり人の気配を感じさせなくとても静かだった。
教会へ辿り着き、中に入るとここでは入り口で写真を撮る事は駄目だと注意された。
今まで教会では写真を撮る事ができたがここは駄目だった。
中に入り教会の中を歩いていろんなものを目にするに連れて、写真を撮るような場所ではないなと感じた。
その後、近くにあるサンタ・マリア・ノベェッラ薬局でキャンドルを買って一度荷物を置きに部屋へ戻る事にした。
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