2010年6月29日火曜日

REMARKS

今月19日に先輩のダイゴ氏がお店をオープンしたので遊びに言ってみる事に。
場所は上人橋のampmのすぐ側で通りに面しています。
店内はダイゴさん独自で内装を手掛けたりといい感じに仕上がっています。
商品はダイゴさんならではのセレクト。
現在東京でしか取り扱いのないブランドや珍しいブランド等々。

そして、他にもすごいのがオープンお祝いの数々。
ビール・植物・モエシャン・冷蔵庫??等々お祝いの品々が店の外や中にズラリと並べられてました。
このイケメンのお兄さんが素敵なスタイリングしてくれますので是非遊びに行ってみてください。
ダイゴさんオープンおめでとうございます☆

2010年6月26日土曜日

ブブゼラ

妊娠9ヶ月のお母さんの耳にブブゼラを当ててお腹の中を聞いてる写真。
今ならではの写真ではないでしょうか?

こういったブブゼラの使い方もいいね。

2010年6月23日水曜日

Twitter

遂に始めました。
もし見かけたらフォローしてください☆

hiromichitanakaでいるはずです。

2010年6月22日火曜日

オレンジ #33

その広場には、ピンクの大きいエスカルゴが10匹ぐらい広場を囲んでいた。
有名なデザイナーの作品か何かなのか。ただひと際目立ったオブジェだった。
ミラノでも人を尋ねる予定だったため、一度その方に電話をしてみる事に。
日本を出る前に先輩が伝えていたため、私が電話をするとすぐに理解してくれたようだ。
15時にドゥオーモの前で会おうという事になった。その時まだ13時ぐらいだった。
私は近くのバールへ行き、お得意の「ウーノカッフェ」と頼んだ。
エスプレッソで頭と体をすっきりさせた後、再び歩いた。

どんなお店を構えるより、路上の美しい花屋や遊び心のある看板等魅力的な物が沢山あった。
しばらく歩き続けていると、アバクロのデカイビルがあった。
入り口にはセキュリティがいて、中に入ってみるとクラブと同じぐらい大きな音でエレクトロ
ミュージックがかかっており、各階の入り口辺りでモデル風の美女が踊っている。
久しぶりに爆音のクラブミュージックを聞いたので音が体の中に一気に入り込んできた。
喉が乾いた時に水を飲んだ時と同じような気分だ。
スタッフはみんな踊りながら仕事をしていてる人が多かった気がする。とてもナンパな感じだった。でもその雰囲気とノリがある意味楽しかった。
いろんなとこを歩いていると、イベントのポスターがよく貼ってある。STUSSYのイベントでGUESTにALEX FROM TOKYOがでるイベントがあった。
福岡でもたまに見る事ができるDJだが、そのDJの名前の入ったポスターをイタリアで見ると改めてその知名度の広さに驚いた。
その他、日本ではなかなか見れないMASSIVE ATTACK、PAT METHENY等、魅力的なアーティストのライブがあったが、日程が合わなかった。あえば行きたかったのだが。
そしていろいろ歩いているうちにあるお城が目の前に現れてきた。

2010年6月21日月曜日

ある休日

休みの日に眠い中、体にムチをいれつつ朝から箱崎の骨董市に行ってきました。
以前から行きたかった箱崎骨董市。
あまりの眠さに覇気のない様子で3時間ぐらい一人で夢中になってました。
一緒に行った人からは「完全に浮浪者みたいだよ」と言われました。

結果欲しいものがなく何も買わず。
いい巡り会いがなかったです。

そして眠いけどお腹が減った。
昼飯何食べようか?
せっかくならおいしいものが食べたい。
よし、呼子にイカ食いに行こう。
さすがに俺があまりにも突拍子もない事を言ったからみんな戸惑うも行った事ない人もいたため行く事に。

眠さMAXながらも呼子を目指す。
呼子と言えば「河太郎」
最高にうまいんです。
着いたらなんと1時間以上の待ち。
でもここまで来たら待たない訳にはいかない。

近くのお店でご当地もの探しながら時間潰しているとおもしろそうなとこ発見。
サザエをそこで買って外で七輪で焼いて食べれる。
早速食べる事に。
うまい!!
イカ目当てできたがこれはこれでうまい!
そして、いい感じに時間がすぎ、俺らの番号が呼ばれ河太郎で食事。
やっぱりいつ来てもおいしい。
間違いない場所です。

そして帰りはインテリアショップを何軒か経由して、スーパー銭湯行って、一蘭で閉め。
眠かったけどかなり充実した一日でした。

レイ&やっさん BIRTHDAY☆

もうあれから1年たったんですね〜。
また今年も誕生日会開催しました。

今回はサッカーオランダ戦と日程がかぶってしまい、店と時間決めでバタバタでした。
試合終了後、天神の村一の前で待ち合わせしてたのですが、人人人。
その辺にユニフォーム着てて合唱モードの方がたくさんいました。

結果みんな負けても勝っても飲んで盛り上がってるなと。

俺らの仲間も数名ユニフォーム着用。
誕生日会場に移動し、飲み始めるとやっぱとりあえずサッカーの話。
で徐所に集まり始めて、女性軍はグータンが始まってました。

ちなみに今回の主役の二人。
レイ&やっさん
どんなタイミングも逃さないカメラマンケンゴ。
その後、ひたすら飲み続けて、次にボーリング。

みんな酔っぱらいながらも 福岡VS熊本 でチーム分け。
結果福岡チーム1点差で負け。

と延々と遊び続けました。

最高に楽しい一日でした☆
レイ&やっさん 誕生日おめでとう☆☆☆

2010年6月17日木曜日

私が彼を殺した 東野圭吾

この本は重要な人物が三人出て来ます。
その三人すべて一人称一視点で描かれています。
そのためいろんな視点から物事が進んでいき、すこしづつすこしづつ物語が膨らんでいくのがおもしろい。
あと登場人物の顔を頭の中で想像するだけでも楽しい。

最後の最後まで読むとある意味「大どんでん返し」が待っています。
これは読んでみなきゃわからない。

2010年6月16日水曜日

THE NORTH FACE STANDARD

THE NORTH FACE というブランドの深いルーツから新しいコンセプトのショップが誕生しました。
いままでのTHE NORTH FACEとはまたひと味違う部分を感じ取れると思います。
4月末オープンのため、まだ僕自身も行ってないですが、東京に行った時は必ず行きたいと思っています。
海外のメディアでも取り上げられて今多方面から注目されているお店です。

東京に行った際は是非遊びに行ってみてください☆

2010年6月15日火曜日

オレンジ #32

次の日も快晴で気持ちのいい天気だった。
まずミラノの中心ドゥオーモへと向かった。CENTRALEからMETROで4つ行ったDUOMO駅だ。昼のMETROは別になんともなかった。
そして私は、DUOMO駅に到着し、光のある方へと階段を登って行くと、すぐそこには大きな白く尖った建物が姿を現した。
とても綺麗で尚かつ繊細な作りが遠くから見てもわかる。500年という長い歳月をかけて完成させたのが伝わってくるような姿のドゥオーモだった。
まずは、外からしばらく眺め続けた。コロッセオを見た時と同じような独特の感動に包まれていた。中にすぐ入るのをもったいないとさえ感じさせてくれた。
そんな気持ちの中ドゥオーモの中に入る事にした。ドゥオーモの中は、他の教会よりステンドグラスが多く、そこから朝の気持ちいい日差しが入り、ドゥオーモ内を照らし出していた。
私は旅の中でよく教会でフリーマップを開いて次に行く場所を考えた。ここでもそうだった。
私は適当な所に座り、ステンドグラスから漏れる光の暖かさを感じながら、次の場所を考えた。
いつもだと行きたい場所がすぐに見つかっていた。しかし、ミラノはローマのようにコロッセオ、トレヴィ等の有名な場所があまり多くない。
私はとりあえず、町を散策する事にした。歩いて自分の頭の中で地図を完成させるのが好きだった。
ドゥオーモから出るとそこにはたくさんの人がいた。ミサンガを配る黒人、修学旅行生、デートの待ち合わせ、ハト、等様々。
私はドゥオーモの向かいでサンドとビールを買った。そこでのビールはカップで出て来た。
私は本当は瓶のまま飲むのが好きだ。
私は軽い昼飯を済ませた後、ミラノの町を歩きだした。
ドゥオーモのすぐ隣には、とても綺麗な通りがある。そこには、ヴィトン、グッチ、プラダ、等の高級ブランドがズラリと並んでいた。
そしておもしろいのがどのブランドも黒地に金のロゴの看板だ。ヴィトンの横にあるマクドナルドも同じく黒地に金のロゴだ。この辺りはとても高級感があり統一感もあった。これは町の景観を損なわないように統一されているようだ。
その通りを抜けて行くと今度は先程のドゥオーモ前の広場と比べると小さいがそこにも広場があった。
そこには先程までの高級感とは正反対のピンクの物体が見えてきた。

2010年6月14日月曜日

Directors CUP vol.5

今回で5回目となる「Directors cup」
前回ヨーロッパへ行っていたため、参加できなかったのですが、前回我らが「spares」チームは初優勝を飾りました☆

そして今回2連覇を目指して挑戦。

仕事の都合上と幻の左足的な問題もあり、途中参加で少ししか試合にでていませんが見事連覇しました!!!!

いろいろアクシデントはありましたが、楽しかったです。

次は前人未到の3連覇目指して頑張ります。
その前にノースのメンバーでの大事な試合がありますので、まずはそれに向けて頑張ります☆

それにしても「spares」チームは、いいチームワークです。

2010年6月13日日曜日

Mr.blog

親友の松尾氏がブログを始めたようです。
これからハイセンスなブログを展開してくれると思います。

ちなみに彼サッカーの試合により現在メンタル面若干弱っております。

しかしブログは乞うご期待☆

2010年6月12日土曜日

spares

いつもお世話になっているお店「spares」
先日のfujitoのデニムの撮影後、今度はお店のスタイルサンプルとして撮影してきました。

是非ご覧ください。

2010年6月9日水曜日

日之影 in 宮崎

今回は宮崎県 日之影町へと行って来ました。
最近ハマってる外岩ボルダリング&フライです。

宮崎のボルダリングと言えば祝子川が有名ですが、今回は日之影に行ってきました。

朝5時半に出発し、みんなを迎えに行き7時ぐらいから高速へ。
お決まりの基山の「かしわうどん」で朝飯を済ませ、いざ宮崎へ。
熊本を過ぎてすぐの御船インターを降りてひたすらまっすぐ。
途中一度川沿いの道に降りていき、あとはまたまっすぐ行くと到着します。

福岡(晴)→熊本(晴)→御船(晴)→五ヶ瀬(曇)→日之影(雨)
とこんな状況で雨の中到着。約片道4時間のロングラン。

外岩のボルダリングは、雨が降ってしまったら滑って全く登れません。
メンバー全員意気消沈し、最高のロケーションを目の前に何もできない悲しみに浸りつつ、とりあえず飯に。
飯を食べてしばらくすると雨はしだいに止んできて、晴れ間が見えてきました。
これはいけるかもと思い、みんなで川の方へ降りて行く事に。
川に降りて若干2名はフライを始め、他の二人は岩の偵察。
1時間ぐらいすると岩が乾きだし、ボルダリングを決行する事に。

しかし、俺は今夜の晩飯は「やまめ」と心に決めていたので、ボルダリングではなくフライを続けてました。
全くヒットもなく、諦めかけたそのとき!


やっぱり諦めてボルダリングへ。


ボルダリングをしばらくして、腕がパンパンになってきたとこで休憩がてら再びフライ。
キャスティングがうまくいかず本さんの指導により、しばらくキャスティングの練習をしていました。
するとキャスティングで意外と腕がパンパンに。

横では他のメンバーが課題をクリアしてパンパンと拍手。
ちなみに昼飯は俺以外、蒸しパン。
みんな食べきれす。
ズボンについた蒸しパンの粉をパンパンと叩く。

そうしている時に最近よく一緒にアウトドアしているうっちーさんが新しいmoonのマットにチョークをこぼし、パンパン。

悪ふざけはここまでにして、ボルダリングへ戻り、クリアしたかった課題をクリアしました。
登りきったあとはお決まりのダブルピース。
帰りに五ヶ瀬にある「特ホル」という最高級のホルモンを買って帰ろうと思ったのですが、間に合わずがっかり。

次は必ず特ホル食べます。

日之影は最高にいい場所でキャンプしたら楽園のようなとこです。
時間が合う方、是非一緒に行ってお酒飲みましょう☆

2010年6月8日火曜日

オレンジ #31

私は21時頃ミラノへ到着した。
もちろんここでも駅を一歩出ると「煙草くれの人」がたくさんいた。ミラノ駅はとても巨大でそれだけでも観光スポットになるような所だった。
私は駅の近くのホテルを予約していた。比較的わかりやすいホテルだったためすぐに見つかった。
ホテルに到着し、下のインターホンで呼び出しするとゲートが開いた。
エントランスまで行くと、前日電話で話をしたおばちゃんが心よく迎えてくれた。
少しふっくらしていて眼鏡をかけていた。愛想がよく、きさくなおばちゃんだった。私が泊まったホテルは、ミラノ駅の南側で黒人が多く治安の悪い所だった。外は暗く至る所に黒人が集まっていた。
気がついたら毎回治安の悪い所に泊まっていた。安いからそうなるのだろう。私は疲れていたため早く寝たいと思ったが、お腹が空いたため外にでる事にした。
しかし既に夜遅く、まだミラノでの土地勘もなかったため近場にないか尋ねるとすぐ側に安いお店があるよと教えてくれた。私はその場所へ向かうと本当にすぐ側のお店だった。歩いて1分ぐらいの場所だ。
しかし外観からは中華風の胡散臭い雰囲気を醸し出していた。中国人が経営しているお店のようだった。本当は現地の人が経営しているお店へ行きたかったのだが、まぁ仕方がない。
店内のメニューには「ざるそば」「天ぷら」等日本で馴染み深い食べ物があったため気になったが、ピザを頼む事にした。
ピザを注文すると本格的イタリアンのピザがでてきた。お皿からはみ出す程のサイズで全部食べるのが大変だった。しかしイタリアンなピザを食べても店内は中華風なのでイタリアの気がしない。
私は食事を済ませ、部屋へ戻った。その日は早く寝て、次の日の朝から動く事にした。

2010年6月6日日曜日

RUN OUT

先日お店の2階ギャラリースペースにて開催されたグローバルアスリートトークショー。
第2回目のゲストは日本が世界に誇るアルパインクライマー「馬目 弘仁」
「JAPANESE STYLE」という独自のスタイルを展開しており世界で賞賛されている方。
また日本にクライミングというものを深く根付かせた方じゃないでしょうか。
その馬目氏が当時発行していたフリーペーパー「RUN OUT」

今では手に入らないお宝です。
約10年前です。

当時クライミング界に革命を起こしたそんなフリーペーパーだと思います。
機会があり見せていただいたのですが、こんなフリーペーパーがあったって事が凄いです。

2010年6月4日金曜日

旅人

この二人21歳です。
特に右側の人は21歳に見えません。

この二人は「旅」というキーワードを通して偶然出会った仲間です。

左側のフジノ君は8月からヨーロッパへ、右側のイイダ君は第2回目のロングトリップは近々どっかへ。
この二人は若くて好奇心があってすごく夢もあって素晴らしい。

俺が応援、協力できればなんでもしてあげたいですね。

2010年6月3日木曜日

最近仕事帰りに花を買って帰る事がたまにある。
引っ越しして、帰り道にある花屋に偶然立ち寄ってからそれからよく花を買って帰る。
ただその花屋の店休日も営業時間もよくわからないので偶然空いている時だけだ。

花に元々興味はなかったが、一度買ってそれからというもの花が部屋の中にあると落ち着く気がする。
ないとなんとなく寂しい気持ちになる。

これで明日も頑張れるような気がしてきます。

2010年6月2日水曜日

オレンジ #30

店に到着し、私は日本へこのRossinを日本へ持って帰る事にした。
他の荷物を置いてRossinで旅をしようかとも考えたが、さすがにそれは無謀だと思い断念した。
私は、後先考えずに店の親父さんに「これを買う」と約束し、お店を後にした。
昼休みの後に取りに来いという事だ。
私達は一度家へ戻り、中華を買って帰った。久しぶりに食べたチャーハンはいつもの何倍もおいしかった。米はやはりおいしい。日本米ではないが、米のおいしさが体に染みついており、日本の「食」の素晴らしさを感じさせてくれた。
正確にいえば日本の飯がうまいというより慣れているからおいしく感じるのかも知れない。
そして時間になり、次はバスでお店へと向かった。お店に着
くとちょうどRossinの解体作業が行われていた。
親父さんの手際がよく私達が到着した頃には3分の1は既に終わっていた。
私は解体したパーツを箱に詰め、親父さんと熱く握手を交わし挨拶をして私の体より大きい段ボールを抱え、バスに乗り込んだ。
バスの事で思い出した事が1つある。
ナオさんと始めてお会いし、飲んだ時の事だ。
「イタリアは、バスが無料なんですごいですね。」
「無料?」
「ローマでは、無料でしたよ。」
「お前それ危なすぎるよ。」
こんなやり取りをしていた。私が無料と思っていたのは間違いで、チケットを買わなければならないらしい。改札などはないがよくバスの中に切符をチェックする方が乗ってくるらしくそこでチェックされるらしい。そこで持っていなかったら多額の罰金が課せられるそうだ。
今考えるとゾッとする話だ。

大きな段ボールで周りの注目を一斉に集め、人の何倍もスペースを取り、変な目で見られながらバスに乗っていると、偶然にもその切符を確認する人が乗ってきた。
私はナオさんが乗る前に買ってくれていたおかげで問題なかったがその時点で捕まっている方が数名いたようだ。

バスで家へと戻り、パッキングを始めた。この時既に17時。私の電車は19時だった。
急いでパッキングをして日本へ送らないといけない。そうしなければもう一日フィレンツェに泊まらなければならない。別に今日中に出る必要はなかったが甘えすぎるのもよくないと思い私は急いでパッキングをした。
パッキングする際に大事な部分にはかなり補強を行った。その時せっかくなら少しでも荷物を減らそうと思い、バックの中の荷物を減らす事にした。
深夜特急の4、5、6巻を持って来ていたが自分の日記を書くどころで全く読めなかった。そこでこの本をクッション代わりに使った。こんなところで役に立つとは思ってもいなかった。
パッキングが終了し、次はMAIL BOXへと向かった。
重い段ボールを二人掛かりでサンタマリア・ノッヴェラ教会を横目に運んでいった。
周りの人から見たら異様な光景だろう。
MAIL BOXへ到着し、配送の手続きを済ませ無事終了。
怒濤の一日だった。

数日間お世話になったナオさんにお礼の意味を込め、二人でビールで乾杯した。この時のビールがこの旅の中で一番おいしいかもしれない。
あと30分で電車の時間だった。
この前お世話になった先輩の工房へお礼を言いに行こうと思い、挨拶をしに行った。
最後の最後までバタバタで急いで駅へと向かった。

駅へ向かう途中、ナオさんに
「こっちで志を持っている人は何か違う空気まとっていますね。」
というと、
「まぁ俺らは外国人やからな〜。」
とナオさんは答えた。
この言葉はずっと頭に残っていた。その言葉の重さをずっとずっと考えていた。

私達は急ぎ足で駅につき、ナオさんに今までにないほどのお礼を言いフィレンツェという最高の町をあとにした。

そして私はミラノへと旅立った。