次の日も快晴で気持ちのいい天気だった。
まずミラノの中心ドゥオーモへと向かった。CENTRALEからMETROで4つ行ったDUOMO駅だ。昼のMETROは別になんともなかった。
そして私は、DUOMO駅に到着し、光のある方へと階段を登って行くと、すぐそこには大きな白く尖った建物が姿を現した。
とても綺麗で尚かつ繊細な作りが遠くから見てもわかる。500年という長い歳月をかけて完成させたのが伝わってくるような姿のドゥオーモだった。
まずは、外からしばらく眺め続けた。コロッセオを見た時と同じような独特の感動に包まれていた。中にすぐ入るのをもったいないとさえ感じさせてくれた。
そんな気持ちの中ドゥオーモの中に入る事にした。ドゥオーモの中は、他の教会よりステンドグラスが多く、そこから朝の気持ちいい日差しが入り、ドゥオーモ内を照らし出していた。
私は旅の中でよく教会でフリーマップを開いて次に行く場所を考えた。ここでもそうだった。
私は適当な所に座り、ステンドグラスから漏れる光の暖かさを感じながら、次の場所を考えた。
いつもだと行きたい場所がすぐに見つかっていた。しかし、ミラノはローマのようにコロッセオ、トレヴィ等の有名な場所があまり多くない。
私はとりあえず、町を散策する事にした。歩いて自分の頭の中で地図を完成させるのが好きだった。
ドゥオーモから出るとそこにはたくさんの人がいた。ミサンガを配る黒人、修学旅行生、デートの待ち合わせ、ハト、等様々。
私はドゥオーモの向かいでサンドとビールを買った。そこでのビールはカップで出て来た。
私は本当は瓶のまま飲むのが好きだ。
私は軽い昼飯を済ませた後、ミラノの町を歩きだした。
ドゥオーモのすぐ隣には、とても綺麗な通りがある。そこには、ヴィトン、グッチ、プラダ、等の高級ブランドがズラリと並んでいた。
そしておもしろいのがどのブランドも黒地に金のロゴの看板だ。ヴィトンの横にあるマクドナルドも同じく黒地に金のロゴだ。この辺りはとても高級感があり統一感もあった。これは町の景観を損なわないように統一されているようだ。
その通りを抜けて行くと今度は先程のドゥオーモ前の広場と比べると小さいがそこにも広場があった。
そこには先程までの高級感とは正反対のピンクの物体が見えてきた。
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