シャワーを浴びながらふと思った事をメモとして書こうと思う。
デジタル化。
この題名を見ればわかると思うが、文字に書いてある通りそのまま。
今はデジタルが当たり前な時代になっている。
カメラ、メール、DJ...。
すごく便利で使いやすい。
そしてデータとして保存でき、場所を取らないし、作業効率もよい。
もちろんコストも。
しかし、それで失ってきたものがたくさんあるなと思った。
昔家族が撮ってくれた自分の写真。
画像すら悪いものの、温かさが伝わってくる。
しかし、デジカメになってからというもの滅多に印刷はしないし、シャッターを切る時にさほど思いが込められていないような気さえする。
使い捨てカメラを使いきって現像を待つあの楽しみは今はもうない。
DJも。
一枚一枚レコ屋に行って、視聴しまくって、少量の選りすぐりのレコードを買う。
そして家に帰って針を落としてミックスをする。
その当たり前だった事が今ではネットで視聴してデータ買うという時代。
昔みたいに曲に愛情が込めれなくなってしまった気がする。
それが自分がDJをやってきた中での一番の汚点かもしれない。
メールも。
昔は手紙でやり取りをしていた。その時の手紙は結構今でも大事に取ってるもんだ。
例えば、親から手紙が届くのとメールが届くのとでは同じ内容でも伝わり方が違うと思う。
またアナログな人間に戻りたいいう気持ちとデジタルな人間として、よりミニマムに今の時代を生き抜くという二つ。
どちらがいいというのはないんだろうけど、
やっぱり俺は仕事柄デジタルな仕事なので、矛盾してしまうかもしれないが気持ちはアナログな人間でありたいなと思う。
俺よりももっともっと昔の時代を生き抜いてきた人達はどんな感じだったんだろうと思いながらこの本を読んでみる。